電気工事業界の人材が辞める原因とその対策

目次

  • 電気工事業界の人材が辞める原因
  • そもそも人材は何に魅力を感じるのか?
  • "働く仲間"を強化する
  • "会社の待遇"を強化する
  • まとめ

新年明けましておめでとうございます。
2021年も宜しくお願い致します。

さて、今回の記事では、「電気工事業界の人材が辞める原因とその対策」をテーマにブログを書きたいと思います。

電気工事業界の人材が辞める原因

早速ですが、皆様は電気工事業界の離職率がどれくらいかご存じでしょうか?

そのものズバリの統計は中々ないのですが、2018年に経産省の方で出されている「電気保安人材の中長期的な確保に向けた課題と対応の方向性について」という資料のP.31によると、電気工事業界の高卒・大卒の就職3年後離職率は20~40%で他の全産業よりやや高い数値だそうです。

原因を突き詰めていくと、大きく勤務体系(休日数や休日のタイミング等)によるもの、現場環境(作業場の劣悪な環境やトイレ未整備等)によるものに分かれています。

本日は特に勤務体系に絞って、解決策について、考えます。

経済産業省 産業保安グループ電力安全課
「電気保安人材の中長期的な確保に向けた課題と対応の方向性について(P.31)」より抜粋

そもそも人材は何に魅力を感じるのか?

そもそも、人材は何に魅力を感じて会社を決めるのでしょうか?

電気工事業界に関わらず、人材が会社を決める際の判断基準は大きく4つに分かれます。

1.仕事の内容
2.働く仲間
3.ブランド
4.会社の待遇(福利厚生・給料等)

色々な電気工事会社を見ていると、退職者が多い会社は特に2番、4番が影響を及ぼしている場合が多いです。
それでは2番、4番についてどのように強化していけば良いのかを考えます。

"働く仲間"を強化する

働く仲間の魅力は詰まるところ、「同じ方向を向いている仲間が社内に何人いるか」に大きく影響を受けます。
例えば、お客さんを喜ばせたいと考えている人はお客さんを喜ばせたいと考えている人が多い会社に魅力を感じますし、楽して働きたいと考えている人は楽して働きたいと考えている人が多い会社に魅力を感じます。

つまり、会社としてどういう方向を目指すのか?を明確にし、それに合わせた人材採用をしていくことが働く仲間を強化するための方法となります。

会社としてどういう方向性を目指すのか?というのは言い換えると経営理念です。
会社として経営理念を作っておかないと、声が大きい従業員の考え方に左右される会社となり、会社が思わぬ方向を向いてしまうことがあります。
経営者として「この人と働きたい」と思う人が現れても、声が大きい従業員の考え方に合わなければその人材は居心地が悪くなってしまいます。

 

マークテックのお客様で、「仲間が活躍する場とお客様からの感謝を大切にする」という経営理念を持っている会社があります。(一部表現を変えています)
この経営理念は、社長が過去にされた経験である「お客様から感謝の言葉を頂いたとき、体中が燃え上がるような感覚を味わった」ことから生まれています。
そして今、この会社は仲間たちと連携しながら様々な取り組みを進めていますが、取り組みを進める全員が「仲間が活躍する場を作る事」「お客様に感謝していただける事」を目指しています。
会社としてもまとまりが出来、全員が居心地の良い職場となっています。

"会社の待遇"を強化する

会社の待遇はお金にまつわることも多く、余裕が無いと中々強化することが出来ません。
つまり、会社の待遇を強化するためには、売上をあげること、一案件ごとの利益率を高める事が必要です。

売上は新しい取組を始めてから、最低でも半年~1年程度は必要になりますが、利益率をあげるための方法は今日からでも取り入れることが出来、1か月~3か月後には効果が出ていることが多いです。
また、利益率をあげるための仕組みは単発的なものではなく、多くの場合長い間利益をもたらし続けてくれます。
短期的に利益率を高める施策を取りながら、長期的視点で新たな売上を作っていくことで、会社から従業員への待遇を改善することが出来るようになります。

先日とある電気工事会社の方と話をしていたところ、電気工事士の方の平均年収が700万円を超えている会社がありました。
年商は2億円弱の会社ですが、電気工事士の方には身体を張って仕事をしてもらっている分、多くのお給料を払ってあげたいという想いから電気工事士の方が高年収となるよう設定していました。

その会社のすごいところは、徹底した利益率管理と従業員の方々の利益率へのこだわりでした。
多くのお給料を支払う分、当然従業員の方々にも各工事で利益を確保してきていただく必要があります。
その会社では、案件ごとに利益率が管理できるようシステムを導入し、従業員の評価に利益率が年収に結び付くような仕組みを作ることで、年収700万円の電気工事士を実現しました。
社内は厳格な雰囲気が漂っているそうですが、それでも従業員の方が辞めずに残っているのはこの好待遇によるものです。

また、他にも最近は週休3日制を取り入れている電気工事会社等も出てきており、電気工事業界全体として会社の待遇が良くなっている傾向にありそうです。

まとめ

以上、本日は「電気工事業界の人材が辞める原因とその対策」について書いてきましたが、いかがでしたか?

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