人材不足業界の代表格である電気工事業界。今月発表された2021年8月の電気に関わる有効求人倍率は3.38倍でした。この人材不足を脱するためにも、電気工事業界が不人気業界となる理由を一つずつ消していく必要があります。当記事では、その不人気理由の一つである、「長時間労働」の是正に・・・
中小電気工事会社が営業をしようとすると、必ずたくさんの課題が出てきます。その理由の一つとしてよく挙がるのが、「営業に行く時間がない」です。この記事ではそのような時間がない中小電気工事会社程デジタルを活用すべきである理由についてお伝えしていきたいと思います。・・・
本日は、久しぶりに電気工事業界の有効求人倍率について触れていきたいと思います。今後はなるべく月1回、有効求人倍率に関する記事を書いていきたいと思います。・・・
ビジネスをする以上、どのような場面でも必ず出てくる契約書。信頼し合っている元請さんからの仕事であっても、契約書は必ず全体に目を通し、内容を確認する必要があります。本日は元請さんとの契約時に注意して見るべき内容について触れていきたいと思います。・・・
電気工事会社の方と話をしていると、残業や休日出勤等の時間外労働の話が頻繁に挙がります。電気工事会社を含む建設業はまだまだ生産性向上の取組が進んでおらず、業界に人が集まらない要因の一つとなっています。そこで今回は、電気工事会社が生産性を高めていくうえで必要な・・・
電気工事会社の原価を考える際、大きな比率を占める材料費。当記事では、電気工事会社における材料費の計上方法について触れていきたいと思います。電気工事会社の材料費を計算する際、大きく分けて二つの材料に分けることができます。一つが・・・
電気工事業界において昭和仕様の教育体制を脱し、令和の教育体制を作っていくために「電気工事会社の人材教育に必要なこと」について触れていきたいと思います。・・・
電気工事業界はこれまで営業を必要としてこない業界の一つでした。それもそのはずで、これまでは元請となる企業と仲良くさえしていれば、仕事があり、潤っていたから。しかし、そのような業界構造も少しずつ変化・・・
電気工事業界を含む建設業界では、他の業界の勘定科目には含まれない科目、「未成工事受入金」と「未成工事支出金」があります。建設業界だけにある科目ということは、建設業界では必須の科目であるとも・・・
労働集約型産業である電気工事業界は、求職者を集めるための賃金設定がとても重要になります。もちろん、余裕があれば従業員の方にたくさんの賃金をお支払いできれば良いのですが、経営基盤を安定させて雇用を守り続けるということを考えると当然そういうわけにもいき・・・
「これまで下請として仕事を受注してきたが、年々利益率が低くなってきている。より高利益率の案件獲得を目指したい」電気工事会社の方々とお話をしていると、多くの方からこのようなお話を頂きます。利益率が十分に確保できない理由は大きく分けると、・・・
電気工事業界は、これまでほとんどの会社が下請会社として動いており、たくさんのお客様に対して営業せずとも案件が出てくる業界の一つでした。しかし最近は、売上を一社に依存する危険性への懸念や、お客様にもっと寄り添いたいという気持ちから、自社で案件を獲得するための・・・
令和3年3月30日に厚労省から発表された一般職業紹介状況によると、電気工事の職業における有効求人倍率は3.69倍でした。※全体の有効求人倍率は1.04倍。そのような人材不足の電気工事業界において、人材育成の大切な考え方について触れていきたいと思います。・・・
「デジタル人材の採用を強化」「デジタル人材を〇〇人増やす計画を策定」・・・。最近ニュースを見ていると、このような報道が多く流れてきます。この記事を見て「やはりこれからは拍車をかけてデジタル人材の需要が増えるんだろうな」と考える方も多いと思います。・・・
これまでの業界構造から、営業・販促をしてこなかったという会社が多い電気工事業界。最近では、より一層お客様の声を聞けるようにしたい、高利益率の経営基盤を作っていきたいという考えから、自分たちでも新規の元請開拓を進める電気工事会社が増えてきています。今回は、電気工事・・・
今一つのバズワードとなっているDX(デジタルトランスフォーメーション)。ただその定義は未だ曖昧で、「DXってよく聞くけど、実際何なの?」「DXという名目でシステム会社が営業に来たけど、本当にDXなのかわからない」といった声をよく聞きます。そこで今回は、そもそもDXとは何・・・
皆様は自社で運用されている日報をうまく活用できていますか?この記事をご覧の方には「ばっちり活用できているよ!」という方もいれば、「いや、ただの作業になっていて従業員も決められているからただこなしている感じかな」という方もいらっしゃると思います。・・・
2019年12月、電気工事の職業における有効求人倍率は3.85倍を記録し、統計史上最大値となりました。新型コロナウイルスの蔓延で先行きが不透明になっていた6月~10月に全産業の有効求人倍率は1倍を割っていたにも関わらず、電気工事の職業では3倍を下回ることはありませんでした。今回のコラム・・・
そもそも、皆様はデジタル化に対してどのような認識をお持ちでしょうか?この記事をご覧の皆様であれば、恐らく「課題があってデジタル化を進めたい」だったり、「最近様々なメディアでデジタル化が取り上げられているのでちょっと気になっている」という方が多いのではないか・・・
新年明けましておめでとうございます。2021年も宜しくお願い致します。さて、今回の記事では、「電気工事業界の人材が辞める原因とその対策」をテーマにブログを書きたいと思います。早速ですが、皆様は電気工事業界の離職率がどれくらいかご存じでしょうか?2018年に経産省の方で出されてい・・・
皆様は案件を受注する際に損益分岐点について考えたことはありますか?損益分岐点には下記のような公式があります。このとき、固定費は機械設備費の減価償却費や固定の人件費、家賃等を指し、変動費は、材料費や外注費、労務費を指します。この数式を改めて・・・
皆様は一般的な電気工事会社の営業利益率平均がどれくらいだかご存じでしょうか?日本政策金融公庫の業種別経営指標によると、2019年8月に公表されているもので0.4%だそうです。黒字かつ自己資本がプラスとなっている企業の平均値に絞って見てみても営業利益率の平均は4.6%となります。・・・
一般的に経営に関わる6つの利益と言えば、下記5つが挙げられます。①売上総利益(粗利)②営業利益③経常利益④税引前当期純利益⑤当期純利益一般的には上記5つの利益を見ながら方針や各種取り組みを決めていきますが、電気工事会社の場合はここにもう一つ見るべき利益が加わります。それが、・・・
電気工事会社は、お客様と取引をするにしても、銀行から融資を受けるにしても、他社視点の信頼性が重要になります。信頼性を得るための方法は地域や顧客により若干の違いはあるものの、多くの場合評価軸は決まっています。電気工事会社としての信頼性を高めていくと、・・・
電気工事業に関わらず、これまで建設業では建設業法に則って建設業許可の取得可否が判断されてきました。建設業許可は、建設業法の第一条にもある通り、元々、「建設業を営む者の資質の向上」や・・・
「経理の話になると、途端に頭が痛くなる・・・」こういった電気工事経営者の方も多いのではないでしょうか。それもそのはずで、電気工事業を始めとする建設業は、とにかくお金の出入りが激しく複雑な業界の一つです。施工するために協力会社に外注依頼を出し、支出も発生しているの・・・
クレームとは、突発的に起こるものではなく、多くの場合が日々溜まりゆく鬱憤によりクレームとなって現れます。「途中経過を報告せず勝手に進めて思っていたものとは違うものが出てきた」、「担当者のマナーが悪くて顔を合わすたびに不愉快になる」等、その理由は様々ですが、どれも・・・
「せっかく人を採用したのにもう辞めてしまったんだよね・・・」「採用してどんなに手塩にかけて育てても辞められちゃうから困る・・・」「なんとか頑張って給料を上げたのに、もっと給料が良いところに行ってしまった・・・」上記はこれまで多くの電気工事会社の経営者様から聞いてき・・・
「魅力的な経営者ってどのような経営者だろうか?」皆様も一度はこのような疑問を持ったことはありませんか?身の回りの魅力的な人を考えてみても中々共通点が見えず、結局分からずじまい、ということもあると思います。当記事では、魅力的な経営者になるためにはどうす・・・
これまで販促を行ってこなかった電気工事会社では、新たに新規案件獲得のための販促手法を考えようとしても、具体的な販促にどういったものがあるかわからず、「とりあえずチラシを出してみようか」「やっぱり時代的にもWeb強化に取り組まなきゃ」といった具合で販促を始めてしまうこ・・・
「顧客を絞り込む」というと、皆様はどのような印象を受けますか?恐らく「絞り込んでしまうとお客様が減って売上が下がるのでは・・・?」と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。本日は「顧客を絞り込むことの有効性」について書いていきたいと思い・・・
個人でも会社でも、売上がなければ経営は成り立ちません。そのため、様々な施策を行って売上を上げることに注力される電気工事会社様も多いのですが、重要なのは「売上から経費を抜いて利益が残るかどうか」です。どんなに売上を上げていても、利益が残らなければ経営は立ち行かなく・・・
これまで営業を必要としなかった業界の一つが電気工事業界という業界です。これまでは1社の大手元請会社と密になって案件の受注から施工までを行うというのが業界の当たり前でした。しかし、人口減少に伴って案件数自体が減ってくると、一層利益にこだわる必要が出てきて、元請・・・
既に付き合いがある少数顧客を大切にし、新規顧客の開拓を必要としなかった業界の一つが電気工事業界という業界です。これまでは1社の大手元請会社と密になって案件の受注から施工までを行ったり、特定の取引先から工事を受注し続けるというのが・・・