電気工事会社における賃金の決め方とは?

目次

  • 求職者が見る企業の魅力の観点
  • 賃金は他社を見ながら調整する
  • まとめ

労働集約型産業である電気工事業界は、求職者を集めるための賃金設定がとても重要になります。
もちろん、余裕があれば従業員の方にたくさんの賃金をお支払いできれば良いのですが、経営基盤を安定させて雇用を守り続けるということを考えると当然そういうわけにもいきません。
そこで今回は、求人掲載時の賃金設定方法について触れていきたいと思います。
※なお前置きとして、この記事は「とにかく賃金を下げて働いてもらおう!」というものではなく、「今の経営基盤に合わせながら最適な賃金設定をしましょう」という意図のものになります。
将来的には従業員の賃金を高めながら、魅力ある業界作りをしていきましょうという根本の考えは変わりませんので、ご了承くださいますようお願い致します。

求職者が見る企業の魅力の観点

さて、そもそも求職者にとって、賃金というのはどのように映っているでしょうか。
「賃金こそすべてで、賃金が高いことこそが善!」という方もいらっしゃるかと思いますが、求職者全員がそういうわけではなく、仕事のやりがいや私生活との兼ね合い等で魅力的な会社を探しています
企業の魅力の観点については以前もコラム記事で解説していますので、そもそも魅力の観点について知りたい方は「従業員が自社に魅力を感じる電気工事会社の4つの要素とは?」をご覧ください。

従業員が自社に魅力を感じる電気工事会社の4つの要素とは?」の記事の中でも紹介していますが、賃金というのは4つの要素における一部分の更に一部分になります
なので、まずは「賃金が高い事こそ全て!」という考え自体は捨てることが大切です。

ただし、賃金はほとんどの求人媒体において最も目立つ位置に配置されているので、群を抜いていると言わないまでも、他の会社と遜色ないように設定する必要があります。

では、改めて、賃金はどのように設定していけば良いでしょうか。

賃金は他社を見ながら調整する

小見出しに既に書いてありますが、求人で打ち出す賃金は他社を見ながら調整していきましょう。
他社の賃金はハローワークなどで確認することができます。

例えば一例になりますが、マークテックが普段お客様と募集要項を作る際、このようなグラフを用意しています。

このグラフは、ハローワークの募集要項に掲載されている各社の最低賃金と最高賃金をプロットしたものです。
今回の記事では例として、東京都における電気工事関連の求人に絞ってグラフを作成しています。

中央左下にオレンジ色の点がありますが、これが各社の平均最低賃金と平均最高賃金になります。
このグラフを見ながら、明らかに見劣りするあるいは明らかに高額すぎる賃金にならないよう、調整をしていく必要があります。

賃金設定について、もう一つ覚えておくと良いことがあります。それが"1.3"という数字です。
"1.3"というのは人が何かを比較した際、明らかに違いを感じることができる倍率の目安です。
例えば、1mの長さの棒を人に見せた時、1.1m、1.2m、、、と長さの異なる棒を見せていくと、1.3mの時に人は明らかな違いを感じることができます。
また、人は狭い道を通るとき、肩を斜めにして進むことがありますが、その時も自然と自分の肩幅の1.3倍の道までは体を斜めにして通るそうです。
(豆知識ですが、通る道の両サイドが壁ではなく、人の場合は更に広い幅が必要になるそうです。)

これらのことを組み合わせると、基本的に賃金は他社の平均値前後で良いのですが、もし他の求人よりも頭一つ抜き出たいのであれば、他社の平均よりも1.3倍高い賃金を提示すればよいことになります
逆に、他社の平均よりも1.3倍低くしてしまうと、その時点で候補からは外れてしまいます。

グラフに即していうならば、最低賃金の平均が233,962円ですので、179,970円(=233,962÷1.3)、つまり、約18万円よりは確実に上回るように設定する必要があります。
もちろん、明確な差を感じるのが約18万円ですので、可能な限りは平均値の約23万円には近づけるようにするのがベストです。

以上が賃金設定の方法となります。

まとめ

以上、いかがでしたでしょうか?
今回は賃金の設定方法について触れてきましたが、当然他の魅力である仕事の内容や働く仲間、ブランド、福利厚生等も常に確認し、求職者に伝えられるようにしておく必要があります
まず最初の段階で候補から外されないようにするために、今回の記事をご参考に適切な賃金設定をしていただければ幸いです。

なお、マークテックでは当記事で触れたような電気工事会社における賃金設定等、人材採用強化に関わるセミナーを行っています。
その他にも、2か月周期で様々なテーマのセミナー(売上向上、組織力向上、生産性向上、DX推進)を開催していますので、ご興味ある方は是非下のご案内からセミナーにもご参加ください。
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