電気工事業界の人材市場と自社の魅力の伝え方

目次

  • 電気工事業界の人材市場についてご存じですか?
  • 良い人材が欲しければ、良いPRを
  • 自社の魅力を伝える4つの視点
  • まとめ

2019年12月、電気工事の職業における有効求人倍率は3.85倍を記録し、統計史上最大値となりました。

新型コロナウイルスの蔓延で先行きが不透明になっていた6月~10月に全産業の有効求人倍率は1倍を割っていたにも関わらず、電気工事の職業では3倍を下回ることはありませんでした。

今回のコラムでは、このような人手不足業界の代表格、電気工事業界において、どのように求職者に対して自社の魅力を伝えていけば良いかについて説明していきます。

電気工事業界の人材市場についてご存じですか?

そもそも、皆様は電気工事業界の人材市場についてご存じでしょうか?
下のグラフは電気工事に関わる職業の有効求人倍率の推移で、1996年1月からのデータです。

ご覧いただくとわかる通り、1996年以降3度の谷を経て今に至っていますが、2008年の世界的な金融危機リーマン・ショック以降は右肩上がりで有効求人倍率が増加しています。

厚生労働省「一般職業紹介状況」より作成

更に細かく見てみましょう。
下の図は2019年10月から2020年12月までの有効求人倍率の推移です。

冒頭でお伝えした通り、2019年12月に統計市場最大となる3.85倍を記録し、新型コロナウイルスの影響で一時期有効求人倍率が低下したものの、2020年5月段階では既に前年比100%を超えていたことが分かります。
その後、2020年10月に再度昨対比を下回り始めますが、依然として有効求人倍率は高止まりしていることが分かります。

厚生労働省「一般職業紹介状況」より作成

2021年1月、2月のデータはまだありませんが、恐らく更に低下するものの、高止まりの傾向は変わらないのではないかと考えています。

ちなみに、これは全産業と比較してみると更にその深刻さが分かります。
下の表は全産業の有効求人倍率と、電気工事の職業の有効求人倍率ですが、全産業が昨対比66%前後まで有効求人倍率が下がっているのに対して、電気工事の職業は昨対比で見ても90%以上を維持し続けていることが分かります。

厚生労働省「一般職業紹介状況」より作成

電気工事業界の人材市場については上記でご理解いただけたかと思いますが、それではどのように自社の人手不足を解消していけばよいのでしょうか?
考えられる方法は二つで、①人材を採用する②一人当たりの業務の負荷を減らすといった対応が必要になってきます。
今回は特に、①の人材採用強化方法について解説していきたいと思います。

良い人材が欲しければ、良いPRを

サブタイトルとして「良い人材が欲しければ良いPRを」と書きましたが、貴社では人材を採用するためにどのようなPRを行っているでしょうか?
求人メディアの広告枠を買う、ハローワークを使う、知り合いに声をかける、採用サイトを作ってみる、母校に訪問する・・・。
恐らく、上記は貴社で行っているものも含まれているのではないかなと思います。

ただ、求人方法を考える前に、一度立ち止まって考えていただきたいことがあります。
上記を使って求職者の手元に貴社の求人案内が届いたとして、その求人案内は求職者にとって魅力的なものになっているでしょうか?

マークテックでは、「人材採用=マーケティング活動」と捉えています。
マーケティング活動の中には、人を集める仕組み作りも含まれていますが、そもそも製品がお客様にとって魅力的なものなのか?等、製品の視点も持たなければいけません。

人材採用を進める上で、魅力的にPRするべき製品とは一体何でしょうか?
そうです、貴社自体になります。

つまり、貴社自体を魅力的に見せることができないと、どんなにお金をかけて求人案内を広めても、応募をしてくれる方がいなくなってしまいます。

自社の魅力を伝える4つの視点

それでは、求職者にとって貴社の魅力はどのように見えているのでしょうか?
実は、求職者が会社を見るとき、4つの観点で会社を評価しています。
その4つの観点というのが、仕事内容働く仲間企業ブランド会社の待遇です。

仕事内容というのは、どんな物件を扱っているのか?貴社のお客様は誰か?といった内容です。
働く仲間というのは、既にいる従業員の人柄や会社の雰囲気です。
企業ブランドというのは、簡単に言うと貴社の地元において家族や友人に自慢できるかどうかです。
そして会社の待遇というのが、お給料や福利厚生となります。

「人材を採用するならとにかく給料や福利厚生を良くしないと」と考えられる方もいらっしゃるのですが、給料や福利厚生は4つあるうちの1部であることが分かると思います。
ただし、給料や福利厚生は、多くの求人メディアで目立つ位置にありますので、あまりにも他社より給料が低かったりすると、そもそも求職者が情報自体を流してしまうことになりますので気を付けなければいけません。

これらを網羅して自社の魅力をまとめ、求人メディアに乗せていくことが大切です。

まとめ

上記がまとまり、自社のPRができる資料を作ることができたら、是非これまで行われてきたような求人メディアやハローワーク等を活用してみてください。

電気工事の有効求人倍率が3倍を超えているとはいえ、求職者数自体は5000人以上いますので、きっと魅力を感じてくださる方がいらっしゃると思います。

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